【楽器えらびで悩んでいる人向け】最初に演奏する楽器のおすすめ (2/2)

一番手軽なのはアコースティックギター

アコースティックギターは、楽器本体さえあれば、とりあえず音が出せる。(ピック、チューナー、替えの弦も、できればあったほうがいい。安いものなら3つ合わせて2000円ぐらいで買える)

エレキギターは、最低でもアンプとシールドが必要だ。キーボードはスピーカー内蔵のものもあるけど、音にこだわるならキーボード本体とスピーカーを、それぞれ購入することになるだろう。

予算に限りがあるなら、楽器本体だけで演奏がはじめられるアコースティックギターがいいと思う。(もちろんアコギ本体の価格もさまざまだ。予算と相談して購入しよう)

アコースティックギターは、演奏中、楽器本体がたっぷりと振動する。指先や、楽器と触れあっている部分から、体に振動が伝わってくる。その感触が気持ちいいし、音感を養うことにもつながる。

アコースティックギターのデメリット

エレキギターやキーボードなら、ヘッドフォンをつけて夜中でも演奏することができる。アコースティックギターはこれができない。

アコースティックギターはエレキギターに比べてネックが太い。弦も太い。きみが女性だったり手が小さめなら、最初はきれいな音を出すのに、少々苦戦するかもしれない。小ぶりなサイズのショートスケールギターや細めの弦もあるので、最初はこれを使うのも手だ。

(注)
とはいえ、手の小さな人や女性でも、普通のサイズのアコースティックギターを弾いている人はたくさんいる。柔軟体操とおなじで、ギターの初歩的な演奏は、『慣れ』がかなり物を言う。うまく弾けなくても、練習をつづけていれば、気づいたころには弾けるようになっているものだ。だから、もし楽器店などでひと目ぼれしたギターがあれば、それを選ぶのがいい。楽器に愛着があれば、練習にも熱が入る。

ここまでをまとめると

  • 演奏時の音量は、あまり気にしなくて大丈夫。
  • とにかく手軽に、すぐに演奏したい。

ならアコースティックギター

  • 夜などは、音を出すことがむずかしい。
  • いろいろな音をかなでたい。

ならエレキギターかキーボードがいいと思う。
あとは、好みの問題が大きい。

楽器を選ぶときは、かならず楽器店に行くようにしよう。

実際に楽器にさわってみることが重要だ。ネットで画像や動画を見るだけでは、実際の感覚がわからないからね。

「アコギはネックが太いっていうけど、これならなんとかいけそうだな」と思うかもしれない。

「ギターにするつもりだったけど、このシンセサイザーのほうがかっこいいかも」と思うかもしれない。

店員さんに相談すれば、おすすめの楽器をその場でいくつか選んでくれる。「初心者なんですけど、ちょっと教えてもらえますか」と話しかければ、親身になってアドバイスをしてくれるはずだ。

ベースについて

ベースは基本的には単音を鳴らす楽器だ。和音(コード)を奏でることもあるけど、それは特殊な弾きかただ。だからぼくが考える、入門者向けのお勧め楽器には入っていない。

とはいえ、もしきみがベーシストを目指しているなら、もちろんベースからはじめてオーケーだ。「やってみたい」と思える楽器がベストな選択だ。

そのうちコードが弾けるギターかキーボードもはじめるといい。その楽器を使って作曲をしよう。

ベーシストはぜひ作曲に挑戦するべきだ。ベースラインは、曲の背骨のようなものだ。いつもそれを弾いているベーシストは、名曲の構成について自然と吸収していることが多い。ポール・マッカートニーをはじめ、いい曲を作るベーシストは大勢いるよ。

 

次の記事では、楽器を弾く際の騒音について話す。
アコースティックギターだけでなくエレキギターやキーボードを、ヘッドフォンをつけて変装していても、騒音は出てしまうものなんだ。音に敏感な同居人がいる場合は、演奏時の騒音についても十分に考慮してほしい。

ヘッドフォン着用時も要注意。ギター、キーボード演奏時の騒音問題について