「これから音楽をはじめてみよう」と思っている人に、最初に知っておいてほしいこと

こんにちは。ダーヤマです。このページでは「これから音楽をはじめてみようかな」と考えている人向けに「最初の段階でこれを知っておくといいよ!」と思うことを話すよ。

ものすごく単純なことなんだけど、これを知っているのといないのとでは大ちがいなんだ。音楽活動のすべてが劇的に変わる可能性がある。音楽を長くやっている人も、意外にこれを忘れている。

まずは楽しければオーケー

ひとことで言ってしまえば、これなんだ。音楽のテキストやハウツー本を見ると、専門用語がたくさん出てくる。楽譜、タブ譜、DTMの操作画面などをはじめて目にすると、とてもむずかしそうに感じる。

「楽器が弾けたら楽しいだろうな」と思っても、

  • 「楽譜について、勉強しないといけないんだろうな」
  • 「めんどうな練習をたくさんしないと、うまくなれないんだろうな」
  • 「自分にできるだろうか?」

こういうふうに考えて足ぶみしている人が、たくさんいるように思う。

音楽をはじめる段階では、お勉強(理論、用語、楽譜など)はあとまわしでかまわない。

ロックというジャンルは、クラシック音楽のようなアカデミックなもの(や権威的なもの)を破壊しようとして生まれた、という側面がある。ポップスの曲には、音楽理論をマスターしていない人が作った人気曲がたくさんある。わざと理論を無視したヒット曲だってある。

理論はあとづけだ

大昔の人は、なんとなく気持ちのいい音を、手さぐりで見つけていった。その経験が積みかさなって、理論になった。人間が気持いいと感じる旋律(メロディー)や和音(音の重なり。コード)を、数学的な理屈で、だれにでも説明できるようにしたのが音楽理論だとぼくは思っている。

もちろん理論を学べば、発見がある。それが楽しかったりもする。でも、それはずっとあとでいい。理論に振りまわされるのは、もったいない。理論を知ったからといって、いい曲が作れるようになるわけじゃない。バンドが成功するわけじゃない。

最初は音そのものを楽しもう

人は「楽しい」と感じているとき、集中力や記憶力が増す。「いやだな、めんどうだな」と思いながら勉強っぽいことからはじめるよりも、結局は成長のスピードが早くなる。だから、まずは音を楽しむ。ひとりで、きみの好きな曲のフレーズやコードを弾いてみる。

下手でもかまわない。まだ人に聞かせるわけじゃないから。何度か同じフレーズを演奏すると、少しずつ上達していくのがわかる。それだけでも楽しい。

三日ぐらいつづけると、体が慣れてきて、楽器が手になじんでくる。この感覚も楽しい。

一週間ぐらいたつと、指がよく動くようになる。指先からも快感を感じる。もちろん耳からも。コードを弾きながら歌を歌えば、のどや胸、お腹も快感を感じる。どう? 楽しそうでしょう?

上達すればするほど楽しくなる

演奏が上達すると、きっときみも「もっとうまく弾けるようになりたい」と思うようになる。複雑なコードやリフを演奏したり、曲を作ってみたくなる。そうなったら、少しずつ理論や用語をおぼえていけばいい。

音楽は最初も楽しいけど、上達すればさらに楽しい。じわじわと楽しさが増していく。

だれかと一緒に演奏すると、さらに楽しい。ライブをやってお客さんが喜んでくれると、おどろくほどうれしい。オリジナル曲を作って、その曲をだれかが好きだと言ってくれれば、最高だ。

音楽をはじめて、コツコツつづけると、その先にはこういうことが待っている。

だれかとセッションすることも、ライブをすることも、作曲や作詞をすることも、たぶんいまきみが想像しているよりも簡単だ。楽しみながら練習して、自分が気持ちいいと感じるほう、感じるほうへと進んでいけばね。

 

このサイトでは「入門者向けの話」からはじめて、「プロ志望のミュージシャン向けの話」「プロの現場でも通用するテクニック」も紹介していくよ。

「はじめるからには、絶対にプロになってやる!」と最初から意気ごむのもいいけど、あせりは禁物だ。せっかくやるんだから、充分に楽しさを味わいつつ、じっくり着実に成長していってもらいたい。

それじゃ、入門編に進もう。まずは「楽器えらび」からだ。
きみがボーカリスト志望だとしても、なにかひとつは楽器が弾けるといい。簡単なコードが弾けるだけでも、歌の上達が早くなる。作曲をすることもできる。作詞をするときにも、なにか楽器が弾けると便利だよ。

【楽器えらびで悩んでいる人向け】最初に演奏する楽器のおすすめ (1/2)